東村山駅前皮フ科クリニック|東村山駅東口すぐの皮膚科・アレルギー科
診療項目
アトピー性皮膚炎
当院では主に『日本皮膚科学会』が定める「アトピー性皮膚炎治療のガイドライン」に沿った、外用を基本とする標準治療を行っています。また、希望に応じ漢方薬を組み合わせた治療や、重症・難治例には免疫抑制剤等による治療も行っています。
さらに、セッケンや化粧品などの使い方も含めた生活指導も行っておりますので、疑問があればお気軽にご質問ください。
ニキビ
従来、ニキビ治療は抗生剤の外用・内服を主体として行われてきました。しかし近年は耐性菌の問題から、アダパレンやBPO外用薬を軸とした治療にシフトしています。当院でもこれらの外用薬を軸として、必要に応じて抗生剤を組み合わせて治療致します。さらに、ビタミンB,Cの内服や、ビタミンCローションの外用など、より効果的な治療も提案しております。また、ご希望により漢方薬の併用による治療も行います。
水虫
患者さんが「水虫」であるとして来院された場合でも、実は水虫ではなく、湿疹の一つであったり、その他の病気であることも少なくありません。当院では、まず糸状菌検査(皮の剥がれた部分をとって顕微鏡で確認する検査)を施行し、診断を確定させることを第一とします。
診断が確定できた場合、基本的には外用薬による治療となります。
外用の仕方についてもご指導しております。また、爪水虫のような難治な水虫については、抗真菌薬の内服による治療も行っております。
いぼ(尋常性疾贅)
いぼ(尋常性疾贅)はヒト乳頭腫ウイルスというウイルス感染によってできる良性腫瘍です。
無治療ですと数や大きさが増えたり、他人にうつす可能性もありますので、早めの治療をお勧めします。しばしば「うおのめ」と間違われますが、少し削るなどして診断可能です。
治療は液体窒素を使って冷凍凝固することが一般的ですが、少々痛みを伴います。
その他、当院では、漢方薬、外用剤の併用なども行っておりますので、ご希望があればご相談ください。
帯状疱疹
体の左右どちらかに、小さな水疱を伴う皮疹ができる病気です。しばしば痛みを伴います。
帯状疱疹は過去にかかった水ぼうそうのウイルスが身体に残存しており、疲労や病気などで免疫力が落ちたときに皮膚症状が現れる病気です。したがって、治療は水ぼうそう治療と同じ抗ウイルス剤の内服となります。皮疹は1週間でほぼ治癒しますが、痛みが残ってしまう「帯状疱疹後神経痛」も大きな問題になります。
近年、この帯状疱疹および帯状疱疹後神経痛を予防するワクチンが開発されました。東村山市でも、50歳以上の方には接種に助成がなされています。予防接種希望の方は、受付にご相談ください。
ホクロ
いわゆる「ホクロ」については、まず良性か悪性かの診断をすることが最も大切です。
そのために、当院ではダーモスコピーという皮膚病変を拡大して観察する専用機器(検査の項で詳しく説明しています)を使用します。
その上で最適な治療法をご提案させて頂きます。手術が必要な場合は、慶応病院などしかるべき紹介先へご紹介致します。
脱毛症
脱毛をきたす疾患の中にも、さまざまなものがあります。まずは毛髪の状態をダーモスコピーなどを用いて観察し、診断をつけます。内科的疾患の合併の可能性もあるため、採血にて精査します。その上で、各疾患ごとに治療致します。男性型脱毛症であれば、フィナステリド・デュタステリド内服やミノキシジル外用などにより加療します。円形脱毛症であれば、ステロイド外用・局注療法、局所免疫療法などにより加療致します。
ご希望があれば生活習慣などについてもご指導致しますので、お気軽にお尋ねください。
花粉症
花粉症の症状というと、鼻水や目のかゆみを考えがちですが、顔面のほてりやかゆみ、さらには湿疹の悪化といった皮膚症状で現れる方もいます。また、花粉症は春の病気と考えがちですが、イネ科植物は夏、ヨモギ・ブタクサなどは秋の花粉症の原因というように、1年中花粉症はありえます。
当院では、採血によりアレルギーの原因となる花粉につき調べることができます。その上で、抗アレルギー剤の内服を基本とし、皮膚症状が強ければ外用剤の使用、また鼻水・目のかゆみに対しては点鼻薬・点眼薬の併用、さらには漢方薬も併用するなどして治療します。
その他の診療項目
上記以外にも、皮膚の病気はさまざまです。いわゆる「皮膚」の病気のみでなく、爪・髪・口腔内・陰部なども当院にて診察致します。また、病気というほどではない皮膚のトラブルについてもお気軽にご相談ください。
さらに、「痛くも痒くもない」としても、重大な病気が隠れている場合もありますので、少しでも気になる症状があれば、受診されることをお勧めします。
以下、代表的な疾患を明記します。
1.湿疹/皮膚炎
アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎(かぶれ)、主婦湿疹・手湿疹・進行性指掌角皮症(手荒れ)、
おむつ皮膚炎(おむつかぶれ)、脂漏性皮膚炎、貨幣状湿疹(円形の湿疹)、自家感作性皮膚炎、
皮脂欠乏性湿疹
2.外的皮膚障害
日光皮膚炎(日焼け)、熱傷(やけど)、凍瘡(しもやけ)、褥瘡(床ずれ)、挫創(擦り傷)・切創(切り傷)、鶏眼(うおのめ)・胼胝(たこ)
3.蕁麻疹
4.角化症
乾癬、掌蹠膿疱症、扁平苔癬(平らに盛り上がった紅〜紫色のもの)、掌蹠角化症(手のひら・足の裏が厚く固くなったもの)
5.色素異常症
肝斑、老人性色素斑(しみ)、白斑
6.汗腺の疾患
汗疹(あせも)、汗疱・異汗性湿疹・異汗症
7.脂腺(皮脂腺)の疾患
尋常性ざ瘡(ニキビ)、酒さ(顔の赤みやにきび様の症状)、酒さ様皮膚炎(ステロイド外用による皮膚炎)
8.毛髪疾患
円形脱毛症、男性型脱毛症(若はげ)、尋常性毛瘡(ヒゲの部位のうみ)
9.爪疾患
陥入爪、巻き爪、爪甲剥離(爪が剥がれた)
10.細菌性皮膚疾患
毛包炎(毛穴の炎症)、伝染性膿痂疹(とびひ)、せつ(毛の部位を中心としたうみ)
11.皮膚真菌症(水虫/たむし)
白癬、皮膚カンジダ症、癜風、マラセチア毛包炎
12.ウイルス性皮膚疾患
単純疱疹(単純ヘルペス)、帯状疱疹、水痘(みずぼうそう)、伝染性軟属腫(水いぼ)、伝染性紅斑(リンゴ病)、尋常性疣贅(イボ)
13.虫刺され等の皮膚疾患
虫刺症、毒蛾毛虫皮膚炎、シラミ症、疥癬
14.できもの/腫瘍
脂漏性角化症(老人性イボ)、粉瘤 他
ドクターズコスメ
一般の化粧品には配合できない成分や、美肌効果の高い成分が高濃度含まれ、医師のみが処方できる化粧品が、ドクターズコスメです。値段は普通の化粧品と変わりません。医師のカウンセリングをお受け頂きますので、安心してご使用頂けます。
ビタミンCローション
経皮吸収と安定性を高めた水溶性ビタミンC誘導体と、高濃度ヒアルロン酸配合のローションです。ニキビ改善のみならず、しみ・くすみの改善、しわ・たるみの改善効果も期待されます。
ビタミンCジェル
ニキビ、シミ、しわへの有効性の高いグリセルオクチルアスコルビン酸(GO-VC)に加え、吸着型ヒアルロン酸(ヒアロベール)により、べとつかず、肌になじみやすいという特徴を持ちます。VCローションの使用後、乳液や化粧下地と同様にご使用頂けます。
ハイドロキノンクリーム
ハイドロキノンは、一般的な化粧品にも多く含まれる代表的な美白剤です。しかし一般化粧品には、通常2%程度しか配合されておりません。当院では、独自配合にて、これをより高純度、高濃度の製剤としてご提供しております。
いわゆるしみ・くすみに対して大きな効果が期待されます。
当院で可能な検査
アレルギー検査
採血にて、花粉、ダニ、ホコリ、食べ物などに対してアレルギーがあるかどうかを調べることができます。また、パッチテストにより、金属アレルギー、化粧品アレルギーなどを調べることが可能です。
ダーモスコピー
ダーモスコピーとは皮膚病変を拡大して観察する機器で、主に色素性病変の診断に威力を発揮します。具体的には、黒いしみ、腫瘤などを拡大して色素のパターンを解析することにより、病変にメスを入れずに、悪性か良性かの鑑別に役立ちます。皮膚癌、特にいわゆる「ホクロの癌」の鑑別には、強力な武器となります。
当院ではこのダーモスコピーを導入しており、必要時にはその写真を電子カルテに保存致します。
それにより、数ヵ月後に受診されても以前の写真と見比べることができ、より診断精度が高まるような手法をとっています。
真菌・毛ジラミ・疥癬などの顕微鏡による検査
患部の皮膚表層を採取して、カビや毛ジラミ、ダニがいるかどうか顕微鏡で調べる検査です。
院内設備
受付・待合室 | 診察室 | 処置室 |
ゆったりした空間で待ち時間をおくつろぎいただけます。 | 正確な診断のために顕微鏡、ダーモスコピーなどを備えております。また会計時にお待たせしないよう、電子カルテを導入しております。 | 簡易な手術、小処置などを行います。 |
キッズスペース | パウダールーム | トイレ |
お子様が退屈しないよう、キッズスペースをご用意しております。 | 正確な診断のため、お化粧を落としていただくことがあります。診察後、大きな鏡の前でゆったりとメークアップしていただけます。 | おむつ交換ベッドを備え付けておりますので、小さなお子様がおられる方でも安心です。 |
紹介先病院
当院では近隣の総合病院と連携して地域医療を行っております。
専門的な検査が必要な場合、また入院加療が必要な場合には、最適な医療機関をご紹介させていただきますのでご相談下さい。
●慶應義塾大学病院 ●多摩北部医療センター ●小児総合医療センター |
●防衛医科大学校病院 ●公立昭和病院 ●共済立川病院 など |